貞愛親王の別邸跡に建てられた当館には元々、2基の灯籠があり、1基は砂岩で出来ているようで非常にもろく、ホテルを建てたときに風の影響を受けにくい中庭に移設しました。
もう一基はばらばらに崩れて放置されておりました。が、とても立派な灯籠なので今回庭師の方にお願いして、当時潮見台と呼ばれいた場所に置きました。
灯籠の話題をブログ載せようとキーを叩いたら「灯籠」「燈篭」「燈籠」「灯篭」と変換され、さてどうしたものかと調べ始めたら、やはり奥深く、まずこの漢字は旧字体や異体字を使った場合で異なり、形状や材質の違いで表記が異なるものでは無い事がわかりました。
そして新発見、灯籠は家の中に入り「行燈」、携帯出来るものが「提灯」そして船からの位置を確認するため神社の境内などに設置されたものは常夜灯としての役割を果たしていたようで、要するに灯台の前身というわけです。何か突然親しみが沸き大好きな犬吠埼灯台と別邸海と森の灯台(灯籠)を一緒にパチリしてみました。